八幡市議会 2020-12-18
令和2年12月18日総務常任委員会-12月18日-01号
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 大体分かりました。初歩的なことですが、普通充電というのはかなり時間がかかると思うんですけれども、そのときのキロワットは余り関係ないんですか。そこだけ教えてほしいのと、
急速充電設備の課題の整理というのが、消防庁とかでされていると思うんですが、有毒ガスや漏電なども考えられるということで、消防隊の活動に支障を来すというようなことも課題として挙げられているんですが、その辺の対策などは八幡市消防本部としては備える必要があるのかどうか、その1点教えてください。
○長村善平 委員長
高井消防本部次長。
◎高井寛
消防本部次長 まず、
急速充電設備と
普通充電設備の違いということの質問にご答弁させていただきますが、まず
普通充電設備につきましては、100ボルトもしくは200ボルトの
コンセント等で充電するものでございまして、全出力に換算いたしますと、200ボルトのものですと3キロワット程度の充電能力という形になります。したがいまして、充電時間につきましては、およそ8時間程度かかるということとされています。
次に、消火活動につきましては、先ほど答弁いたしましたとおり、電気火災として活動することとなっており、これにつきましては
特殊災害扱いという形で消火活動を、しっかりと
感電防止対策あるいは有毒ガスの発生に備えた空気呼吸器を装着するなどで活動してまいりたいと考えております。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 大体、説明を聞いてよく分かりました。メリットとしては50キロワットから200キロワットにすることによって充電時間が半分になるわけですね。そういう意味ではいいかと思います。ただ、今回設置の届出のところで、どこに届けたらいいのか、その辺りはどうなっているのかお教えください。
○長村善平 委員長
金森予防課主幹。
◎金森重明
予防課主幹 全出力50キロワットを超える
急速充電設備を設置する場合は、消防庁に届けなければならないとされており、その窓口については、
消防本部予防課が担当するものとなっております。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 予防課に届けなければならないと。本来でいうと、いろいろ申請するのに費用が要るかと思うんですが、その辺りの費用はどうなのかお教えください。
以上です。
○長村善平 委員長
金森予防課主幹。
◎金森重明
予防課主幹 届出費用については必要ありません。
○長村善平 委員長 ほかに質疑等はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第77号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第77号、八幡市
火災予防条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○長村善平 委員長 挙手全員であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。
ここで説明員の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。
午前10時19分 休憩
――――――――――――
午前10時23分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより消防本部、
議会事務局、監査委員・
公平委員会事務局、
固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項の審査に入ります。
報告事項はありませんので、消防本部、
議会事務局、監査委員・
公平委員会事務局、
固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 消防本部に1点お聞きしたいと思います。先日、本会議でも
長村委員長が質問された
パワーハラスメントのことですが、そのときの答弁を聞いていまして、指導の一環でありパワハラではないという認識を示しているという答弁が2回ほど出てきていまして、そのことにまだ私自身としては、起こされた本人がどのように感じているのかというところでちょっと疑問を持っています。今回のパワハラについては、原因がどこにあるのか。個人なのか組織なのか、その辺りどのように認識されているのかお聞きしたいと思います。
○長村善平 委員長
寺本消防総務課長。
◎寺本勝巳
消防総務課長 パワハラの原因については、組織による問題と個人による問題との複合的なものによるものと考えております。組織の問題としては、消防は職員間には階級が存在し、
指揮命令系統を特に重視する特殊な組織であることから、上級職員の命令は絶対であるような風潮が常にあり、これが要因になったのではないかと考えております。また、組織としてパワハラについての認識が甘かったことや、通報や相談の窓口が明確でなかったことから、通報や相談がしにくい状況であったものと考えております。個人の問題としては、パワハラを行った職員については、自身の行為がパワハラに該当するとの認識がなく、自身の過去の経験などから、昔はこんなことは当たり前だった、パワハラではなくコミュニケーションの一環だなど、時代が大きく変わったという認識がなかったことが要因と考えております。
以上です。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 個人と組織、両方原因があるというような答弁だったと思うんですが、本当に特殊な組織ということで、いわゆる体育会系的な、部活の先輩後輩みたいな、そんなイメージがあるんですけれども、個人も、昔の当たり前だったら時代とは違うということで、その辺は認識を変えてもらっていることを期待したいんですけれども、必要ならば個人個人への研修とかカウンセリング的なことも要るのではないかと思っているんです。というのは、例えば男女間、夫婦間のDV(ドメスティックバイオレンス)みたいな事件が起こるたびに、そういう意識が全くなく、子どもへの虐待もそうですけれども、本人はそれが虐待とかではなくしつけだと思ってやっていたとか、そういうことは多々あります。そういうことを考えたときに、消防での今回のパワハラですけれども、過去にはパワハラではないかもしれないけれども、職員同士のけんかとか、いろいろなことが発生しているので、必要ならば、消防学校とかになるのか分かりませんけれども、一人ひとりの研修とかカウンセリングみたいなことも必要ではないかと思うんですが、その辺りは、今回再発防止に当たって何か考えておられることがありますでしょうか。
○長村善平 委員長
寺本消防総務課長。
◎寺本勝巳
消防総務課長 パワハラをしたという認識がない職員に対しましては、まずは時代は既に大きく変わり、昔のやり方では駄目だ、などの意識改革を促すよう、パワハラに関する研修や教育を繰り返し繰り返し行ってまいりたいと考えております。
以上です。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 分かりました。その場合、パワハラを受けた職員、新聞記事では14~15人ぐらい人数が挙がっていましたけれども、そういう被害を受けた方へのケアとか、やられたらやり返すみたいな、そういうことになっても駄目ですし、パワハラをした側だけではなくてされた側へのケアというのも要るかと思うんですが、その辺りも再発防止のプログラムの中に入っていますでしょうか。
○長村善平 委員長
寺本消防総務課長。
◎寺本勝巳
消防総務課長 被害を受けた者につきましては、個人面談の際にパワハラを受けた後の自身の対処方法についても丁寧に聞き取り調査を行うなど、十分に配慮いたしております。また、今回の処分を通じ、消防本部のパワハラに対する姿勢を明確にすることにより、被害を受けた者が安心して仕事ができるような環境づくりを目指してまいります。
以上です。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 ある程度分かりました。二度とこういうことが起きないように、組織の中での自浄能力というか自浄作用が働くようにぜひお願いしたいし、管理職の皆さんについては指導・監督、それから市民の信頼を回復していただきたいと思いますので、その辺りをしっかりとやってください。要望しておきます。
○長村善平 委員長 ほかに質問等ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、これで消防本部、
議会事務局、監査委員・
公平委員会事務局、
固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。
午前10時31分 休憩
――――――――――――
午前10時33分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより
政策推進部所管事項の審査に入ります。
政策推進部より報告事項がある旨、申出を受けております。
それでは、これより報告を願います。足立理事。
◎足立善計 理事 報告事項に先立ちまして、本年度初めてこの場に出席をさせていただく説明員が2人おりますので、私のほうからお時間を頂いてご紹介させていただきます。
(説明員紹介)
◎足立善計 理事 それでは、
政策推進部からお手元に配付させていただいております資料1、八幡市
財政ナビゲーション(
中期財政見通し)の
中間とりまとめについて、担当者よりご報告させていただきますが、1点修正をお願いしたいと思います。資料1の一番下の全体収支見通し(現時点)という表があると思いますが、その表の下から2行目の1列目、「収支不測額」というところがありますけれども、「不測」の「測」が「測る」という字になっております。正しくは足立の「足」でございます。おわびして訂正させていただきます。
それでは、担当より説明をさせていただきます。
○長村善平 委員長 林
財政課長補佐。
◎林直幸
財政課長補佐 財政課から、八幡市
財政ナビゲーション(
中期財政見通し)の
中間とりまとめについてご報告させていただきます。お手元に資料1、八幡市
財政ナビゲーション(
中期財政見通し)の
中間とりまとめについてと、参考資料として平成29年度策定時の八幡市
財政ナビゲーションの概要をお届けさせていただいております。
資料1をご覧ください。まず
中間とりまとめの趣旨でございます。八幡市
財政ナビゲーションは平成30年度から令和4年度までの5年間を対象期間としており、中間年に当たる本年度に
中間とりまとめを示し、現時点での達成状況確認及び基本的な現状認識の共有を図ろうとするものでございます。
次に、
中間とりまとめの内容につきまして、下表、達成状況にお示ししております。1点目に、策定時に想定した累計収集不足額につきましては25億円から8億円に改善、2点目に、財政調整基金につきましては、目標の14億円から16億円確保となる見通し、3点目に、公共施設等整備基金につきましては、目標の7億円から12億円確保となる見通し、4点目に、減債基金につきましては目標の3億円から1億円確保となる見通し、5点目に、次期総合計画において新たな事業展開のために必要となる財源につきましては、各年度1億円として計2億円の見通し、これら5点を合わせた収支改善必要額は策定当初目標の27億円から、歳出抑制や行革の取組により一定改善し、現時点で残り5億円のところまで到達している状況でございます。しかしながら、歳出面における義務的経費の増加や歳入面における
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う税収減も予想されることから、依然として厳しい状況であり、引き続き警戒モードにあることに変わりはございません。
このような現状であるからこそ、人口や市税の減少抑制を図ることや企業誘致を含めた雇用創出、観光の魅力発信による関係人口の創出などの取組が改めて必要であると認識しているところでございます。なお、本とりまとめにつきましては、11月4日に職員向けの令和3年度予算編成事務説明会を行った中で、予算編成方針と併せて内容の説明を行っております。
以上で、八幡市
財政ナビゲーション(
中期財政見通し)の
中間とりまとめについてのご報告とさせていただきます。
○長村善平 委員長 ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 達成状況のところですけれども、当初の収支不足が改善しているものがあったり、それから積み増しも当初より増えていたりするものがあるんですけれども、その要因をもう少し分かりやすく教えていただけないでしょうか。
それから、全体収支見通しのところで、令和3年度と令和4年度の収支不足額が2億円だったり、5億円だったりとなっているんですけれども、その収支不足となる要因はどのような、ここまで何か具体的な数字ですけれども、要因をもう少し教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 林
財政課長補佐。
◎林直幸
財政課長補佐 中期財政見通しに関するご質問にお答えいたします。令和3年度以降の収支不足の主な要因につきましては、歳入面における市税収入の伸び悩みが続く見込みであること、経常歳出における扶助費等が増加していく見込みであることが挙げられます。加えて、
会計年度任用職員制度の開始や新庁舎整備費用の負担本格化、消防分署の設置など、歳出増の要因が少なくないため、依然として厳しい状況が続くものと、現状を認識しているところでございます。
以上です。
○長村善平 委員長 辻
政策推進部次長。
◎辻拓郎
政策推進部次長 達成状況の各項目がなぜ改善したとか、改善できない部分を含めてご質問頂いたと思いますけれども、①の収支不足の改善のところにつきましては、これまで想定していた25億円、トータルの収支不足の25億円のところが8億円まで改善したと。これはたばこ税の大きな増額があったりですとか、様々行革の取組が功を奏してきたということで、25億円が想定8億円まで改善してきたというところだと思います。
それから、財政調整基金の積み増しにつきましても、一応これまで少しずつは改善をして、取り崩さないような運用をしてきたということも含めましてですけれども、これもまたたばこ税で、前年、前々年度の決算で積み立てたということもございます。
それから、新本庁舎の起債償還につきましては、これも決算の余剰分を積み立てたりでありますとかで改善をしてきたということ、それから、減債基金につきましては、減債基金の積立がどうしても庁舎の関係の公共施設の基金等への積み増しを優先させたということもありまして、まだ進捗は芳しくないということかと思っております。
それから、総合計画の新事業のための財源捻出というのは、毎年の施政方針の中で新規事業を頑張って組み立てていこうというときに、どうしても新たな財源が必要となるということで、これは毎年1億円ずつは財源を確保しよう、工面しようという意味でございますので、これからの取組にかかっているかと考えております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 市を挙げて無駄を省きながら、無駄というか経費節減も含めてこれだけ当初の見込みよりもマイナス5億円ということで、現時点で改善されたということは、安心すべきことなんでしょうが、最初25億円の収支不足がばんと出たときには、年間で25億円も足りないようなイメージがあって、非常に驚いたんですけれども、よく見ていったら毎年5億円ずつぐらいということで、その中でちょっと予算を減らして事業を行ったりとかいうところもあったんですけれども、市民サービスという点で考えたときに、必要なサービスというのは落とさずにやっていってほしいと思っています。これからもちろん庁舎の建て替えとか消防分署の確保とかいろいろなお金が要ることは分かるんですけれども、その辺は市民サービスの低下につながらないような形でやっていってもらえたらと思います。このナビゲーションにつきましては、これは内部的に発信しているものなのでしょうか。対市民というより市役所の庁内で今後予算編成とか組んでいくときに、予算の要望の中で財政課との調整の中でこういうことに留意してということで出されているのか、その辺の意図をもう少し教えてもらえたらと思います。
○長村善平 委員長 辻
政策推進部次長。
◎辻拓郎
政策推進部次長 冒頭の報告の中でも申し上げましたけれども、11月4日の職員向けの予算編成方針説明会でも説明をしております。一応
中期財政見通しの5年間が経過した後で、当然結果というのは全て議員の皆さんも含めお示しをしていく必要があるとは思いますが、今回はとりあえず
中間とりまとめでここまで進捗していると。今後こういうふうな取組を進めていって、もうちょっと頑張っていきましょうという意味も込めまして、職員との意識の共有を図ったということでございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 分かりました。そうなればなおさら、いろいろなそれぞれの担当部署については、市民からの要望とか議会でいろいろ取り上げてきたことなどを盛り込もうという、そういう力も働くと思いますので、財政と相談、調整しながら、市民サービスをしっかりと落とさないでやっていくという、その辺だけお願いしておきます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 大体説明があって理解はするんですけれども、当初、参考資料のところで、一番下の総括的見通しでは、今後5年間で25億円の財政不足が見込まれるということと、財政調整基金残高を考慮しても、平成33年ということは来年か、基金が枯渇する見通しということが参考資料ではあったんですけれども、先ほどいろいろ説明があって、資料のところで全体的収支見通しのところでは、かろうじて基金が、枯渇というかまだ若干ましなのかということと思います。
そこでお聞きしたいところでは、財政の現状認識のところで、先ほどいろいろと答弁があって、今後人口や市税の減少、企業誘致を含めた雇用の創出、観光の魅力発信による関係人口の創出、こういったことが必要であると。それは確かにそうだと思います。お聞きしたいのは、今後財政調整基金も数年後には枯渇していくるのと違うかと思います。そういう面では、その他のところで増収を確保するために、何か方策とか考えておられるようであればお教えください。それが質問の中身です。
以上です。
○長村善平 委員長 辻
政策推進部次長。
◎辻拓郎
政策推進部次長 歳入の方策ということですけれども、ここにもお示しをしておりますとおり、企業誘致とか観光の魅力発信という取組のほか、そういったものは中・長期的に取り組んでいかなければならないというふうに考えておるんですけれども、即時性といいますか、急にぽんと増収があるような策としては、ちょっと思いつかないというのが現状でございまして、過去の行革の取組をベースに、引き続き既存事業の見直しを図っていくことと、市長が申し上げておりますように、産業振興での企業誘致など、市が一丸となって取り組んでいくことが一番の財政健全化、歳入アップの方策かというふうに考えております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 確かに先を見越してやらないといかんということで、よく分かりました。たばこ税でも、今は増収だけれども、今後どうなるか分からないと思うんですね。そういう意味では、先ほど今後も職員に頑張ってもらうために中間的な見通しを含めて出したということで、よく分かりました。いろいろな方策があればまた出していただければと思います。ここに書いてあるのは確かに、企業誘致は大事だけれども、言っては怒られるけれども5年先です、新名神高速道路の開通は。そこへ誘致といっても、本当に先の先です。観光にしたってなかなか、あんまり言うと怒られますけれども。そういう面ではまあ努力はしておられると思うんですけれども、今後ほかの方策があればぜひ考えていただきたいと思います。要望だけしておきます。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、次に、報告事項以外で
政策推進部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
鷹野委員。
◆鷹野雅生 委員 1点質問させていただきます。外国人向けの出張相談についてお伺いいたします。今、コロナ禍で外国人も大変だと思います。9月の
総務常任委員会で外国人向けの出張相談をされるという報告がありました。今現在でどの国の方が、何人ぐらいの報告があったのか教えてください。また、その相談内容も含めて教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 平井
市民協働推進課広聴係長。
◎平井剛平
市民協働推進課広聴係長 出張相談の状況でございますけれども、10月27日実施分の相談件数が2件、11月27日実施分の相談件数がゼロ件でございました。いずれもブラジル人からのご相談で、その内容は在留資格の更新に伴う必要書類についての相談でございました。
○長村善平 委員長 鷹野委員。
◆鷹野雅生 委員 ありがとうございます。相談内容について解決できたかどうかお伺いいたします。
それと、市内でも外国人が多く見られるようになりました。市役所でも外国人が多く見られるようになりましたし、松花堂ふれあい市なんか、男山地域に隣接している直売所なんかを見ていますと、外国人のお客さんが増えております。そんな中で、地域の中で外国人のトラブルがあると聞いております。私の住んでいる地域でも、先日トラブルがあったということを聞きました。外国人のトラブルに対しての対策を講じる予定はあるのかどうか、お伺いします。
それと、前回、令和元年度中で市内全体では約450人、外国人が増えていると言われていましたが、今現在何人ぐらいの外国人がおられるのか、分かる範囲でお願いします。
以上です。
○長村善平 委員長 平井
市民協働推進課広聴係長。
◎平井剛平
市民協働推進課広聴係長 相談で解決できたかということでございますけれども、この方は住民票等が必要でありましたので、市民課に同行し、手続の支援を行い解決することができました。
○長村善平 委員長 西岡
市民協働推進課長。
◎西岡賢治
市民協働推進課長 トラブル等に対します今後の取組ということでございますけれども、委員がおっしゃいますように、外国人住民の増加によりまして、生活習慣等の違いによりまして、騒音でありますとかごみ出しのこととかいうことで、トラブルもお聞きしております。こうしたトラブルを未然に防ぐことを目的としまして、現在UR都市機構、それから外国人の受入れ企業、管理団体等と連携しまして、外国人住民に関する相談の事例集の作成について取り組んでいるところでございます。事例集はやさしい日本語で作成しますとともに、今のところベトナム語等で翻訳を予定しております。作成でき次第、お配りをさせていただきたいと考えております。
それから、外国人住民の人数ということですけれども、令和2年11月末現在ですけれども、登録者数1,784人でございます。
○長村善平 委員長 鷹野委員。
◆鷹野雅生 委員 ありがとうございました。外国人が増えていくということで、対策をよろしくお願いいたします。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 コロナ感染症対策で、この間国から地方創生臨時交付金が第1次分、第2次分というふうに交付されていると思うんですが、おさらい的になるかもしれませんけれども、交付金を活用した八幡市での事業、事業内容、金額と現時点での執行額について教えてください。
○長村善平 委員長 木村
政策推進課長補佐。
◎木村太郎
政策推進課長補佐 地方創生臨時交付金につきましては、国の第1次補正による本市への交付金額は2億3,924万6,000円、また第2次補正での当該交付金の拡充に伴いまして、本市へ5億9,697万2,000円の追加内示があり、合計で8億3,621万8,000円の交付決定を頂いております。
当該交付金に対する本市の対象事業でございますが、総額で10億5,900万円でございます。対象事業費の内容につきましては、休業要請対象事業者への支援給付金5,400万円や中小企業者等事業継続支援金5,050万円、小・中学校に通う準要保護認定者への生活支援3,850万円、中小企業者等おうえん給付金1億1,000万円、八幡おうえん飲食券事業2億3,000万円、水道基本料金の減免1億600万円など、計23事業ございます。
なお、対象事業の決算見込額ですが、11月末時点で約9億5,000万円程度になると予測しており、交付金充当後の残額約1億1,000万円につきましては、一般財源等で対応してまいります。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 ありがとうございます。決算見込みで9億5,000万円までいくということですが、まだ今継続中の事業もありますし、その中でちょっと気になっているのは中小企業者等おうえん給付金1億1,000万円、これは12月1日から要件を緩和していただいて、国のいろいろな給付金を受けた方とかも対象にしてもらっているんですけれども、この間の答弁で、まだ20件ほどしかないというような答弁もありました。1事業所5万円なので、20件だと100万円、1億1,000万円にまだまだ届かないような数字ですけれども、給付見込みというのはこれから、締切りも延長して1月末ぐらいまでになったけれども、果たしてしっかり予算を使い切ることができるのかという辺りは、環境経済部の範疇ではあるんですけれども、分かる範囲というか、
政策推進部、財政課としても、担当部署にはそれのためのお金を予算化しているわけですから、しっかりと給付できるような手だてを要請していただきたいと思うんですが、分かる範囲で結構ですので、答弁できれば、仮に余った場合はどうなるのかということと、飲食券も2億3,000万円ですけれども、これも環境経済部ですが、ここで聞いてもちょっと、10億5,900万円の予算ですけれども、余った場合にどうなるのかということだけ教えていただきたいのと、もう一つ、国が第3次の補正予算案を決定して、新聞でも記事が出ていますけれども、追加経済対策として19兆1,761億円という数字が挙がっているんですけれども、これについては、地方自治体への交付金として何がしかのお金が下りてくるのかどうかということを教えてください。現時点で何か国への要望とかヒアリングみたいなことがこれからあるのかどうか、その辺り分かる範囲で教えてください。
○長村善平 委員長 田村
政策推進課長。
◎田村強
政策推進課長 亀田委員のご質問の、臨時交付金で計画している事業について余るようなことがあればどうかというご質問ですけれども、今おっしゃられた中小企業者等おうえん給付金が多少余りましたとしても、まだ一般財源のほうで手当てをしようとしている1億1,000万円のほうに財源を充てて、なるべく一般財源を減らして臨時交付金を全て使うということで考えております。
○長村善平 委員長 足立理事。
◎足立善計 理事 第3次補正の件ですけれども、詳細はまだ来ておりません。ただ、地方創生臨時交付金については、地方単独分として約1兆円ということで聞いておりますけれども、具体的にどの使途になるのかというような話は、詳細は聞いておりません。ただ、1兆円ですと、先ほど担当が申し上げましたように、1次分約2億4,000万円程度、単純に割り切ったらそれぐらいになるかと思っているんですけれども、詳細がいまだ分からないので、具体的にどのような事業に充てていくかということは分かりません。ただ、国は15か月予算というような形で予算を組まれるような情報も入っておりますので、八幡市においても13か月予算とかそういった形で、今年度の補正ともしくは来年度の当初予算と合わせた形で、何らかの形で手だてを打っていきたいと思っております。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 一般財源を減らしていきたいという答弁でした。分かりました。中小業者が大変なコロナ禍の中で事業をされています。そこへの給付金なのでしっかりと担当課とも相談しながら執行できるような方向でお願いしたいと思っています。
それから、1兆円の分ですけれども、国の動向を見ていましたら、これは地方自治体でいろいろ事業ができるような使い道ということで理解していていいんですか。ちょっと読んでいたら、コロナ後を見据えて、中堅・中小企業の業態転換を促す補助金制度とか、八幡市でいろいろ事業を打てるような内容で交付されるのかどうなのか心配なんですけれども、その1点だけ教えてください。
○長村善平 委員長 足立理事。
◎足立善計 理事 先ほども言いましたように、財政調整基金を取り崩すのではなくて、今実際充当で一般財源を投入しているので、ほかの予算でもし充当残が出てくれば、その一般財源のほうに充当していくということをまずお答えしておきます。
それと2点目の、私が先ほど言いましたのは、新型コロナ感染症対応の地方創生臨時交付金と申しました。亀田委員のお話ですと、全体的な補助金の話かと思っておりますけれども、ただ地方創生臨時交付金については市単独で使えるのではないかと、今年と同じような状況でしたら、先ほど言いましたように1兆円ですと2億4,000万円程度見込めるのではないかと思っています。それについては、1次分、2次分と私どもが打ってきましたような施策について、地方の単独の事業について充当できるのではないかと思っております。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
清水副委員長。
○清水章好 副委員長 1点お伺いいたします。本年11月より八幡市のSNS公式アカウント、ツイッター、LINEを開設されました。これは私も含めた多くの議員からの提案があり実現されたことを、まず感謝申し上げます。ご担当の方にはご苦労をおかけいたしますけれども、よろしくお願いいたします。先行して開設されました八幡市公式アカウントのインスタグラムは大変好評で、フォロワー数は5,000を超えている状況でございます。
そこで質問ですけれども、現時点でのツイッターのフォロワー数、そしてLINEの友だち数、その目標がそれぞれありましたらお聞かせいただきたく思います。
以上でございます。
○長村善平 委員長 平嶺
秘書広報課広報係長。
◎平嶺直貴
秘書広報課広報係長 SNSに関するご質問にお答えいたします。八幡市公式LINE、ツイッターの友だち、フォロワー数につきましては、令和2年12月16日時点で、LINEが857、ツイッターが319でございます。目標数につきましては、八幡市公式インスタグラムを平成29年3月に開設し、令和2年8月末までの約3年半でフォロワー数が4,049であったことから、1年間の目標数をそれぞれ1,000としております。
○長村善平 委員長 清水副委員長。
○清水章好 副委員長 目標も掲げていただいていまして、ありがとうございます。ぜひそれを達成していただきたいと思うんですが、次の質問ですけれども、投稿に当たっての仕組みやルールがあるのか、お聞かせいただきたいと思います。なぜかといいますと、投稿してしまうと、シェア、拡散されてしまいますと、消去もすることができないということもありますので、投稿の仕組みとかルールをお聞かせください。
以上でございます。
○長村善平 委員長 平嶺
秘書広報課広報係長。
◎平嶺直貴
秘書広報課広報係長 投稿の仕組みにつきましては、運用ルールに基づき、担当部署から秘書広報課に届けが提出されます。そして、秘書広報課の担当者が投稿案を作成し、投稿内容に誤りが生じないよう、担当部署及び秘書広報課内で投稿内容を再度確認した後、投稿を行っております。
○長村善平 委員長 清水副委員長。
○清水章好 副委員長 ありがとうございます。例えば、先ほどちょっと言いましたけれども、投稿には十分、言葉尻では配慮していただいておるかと思うのですが、ご答弁では担当課から
政策推進部に来られてというようなことですけれども、簡単な誤字脱字であるとか誹謗中傷等のチェックというのはどこがされているかということで、ちょっと答弁が分かりにくかったので教えていただけたらと思います。お願いいたします。
○長村善平 委員長 大黒秘書広報課長補佐。
◎大黒敦史 秘書広報課長補佐 投稿内容のチェック体制でございますけれども、秘書広報課で投稿内容につきましてチェックした後に、投稿させていただいているということでございます。
以上です。
○長村善平 委員長 清水副委員長。
○清水章好 副委員長 分かりました。ありがとうございます。
次、11月、12月の広報やわたの一面にもこのSNSの開設の案内が掲載されております。市ホームページのトップにも現れることもございます。バナーも張りつけていただいています。
ここで紹介したいのは、このチラシでございます。これは市役所の窓口などに配架されていますけれども、私は配架だけではちょっともったいないのと違うかと思っております。開設のスタートのときには「エヴァンゲリオン」のような、ツイッター、LINEを始動と、すばらしい絵を描いたスタートがありましたけれども、提案としましては、このようなチラシ、既にデジタルデータがあるかと思いますので、このチラシ等を定期的に投稿されて、拡散、そして登録者を増やしてはいかがかと思っております、ご意見をお聞かせください。
以上でございます。
○長村善平 委員長 大黒秘書広報課長補佐。
◎大黒敦史 秘書広報課長補佐 公式SNSを活用したチラシの配信につきましてのご質問でございます。写真の投稿に特化したSNSでございますインスタグラムは、これまでの経験から、チラシやポスターの画像データだけを掲載してもなかなか閲覧されないことが多い傾向にございましたので、インスタグラムは周知に余り適していないというふうに考えております。しかしながら、ツイッターは市内外に広く発信、LINEは登録者に直接情報を届けることができます。友だち登録やフォロワー数を増やす効果があると見込めますことから、チラシの画像データをツイッターとLINEから発信したいと考えております。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、これで
政策推進部所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。
午前11時11分 休憩
――――――――――――
午前11時20分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより、総務部及び
選挙管理委員会事務局の各所管事項の審査に入ります。
総務部より報告事項がある旨、申出を受けております。
それでは、これより報告を願います。道本総務部長。
◎道本明典 総務部長 総務部から4件の報告がございます。資料2、事務服の廃止についてから、資料5、新庁舎整備にかかる住民訴訟についてということで、担当から順次報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○長村善平 委員長 山村人事課人事給与係長。
◎山村康高 人事課人事給与係長 事務服の廃止についてご報告申し上げます。
お手元に配付しております資料2をご覧ください。事務服の廃止について。令和3年4月1日から事務服を廃止とさせていただきます。廃止後の対応についてですが、議会、各委員会、式典などへの出席者は男女とも黒や紺などのジャケット、スーツ着用とさせていただきます。また、現在活用している事務服につきましては、廃止後も着用して差し支えないものとして対応してまいります。
以上です。
○長村善平 委員長 西川総務課管財係長。
◎西川茂樹 総務課管財係長 それでは、市役所、来庁者駐車場などについてご報告いたします。お手数ですが、資料3をご覧ください。資料としまして、A3別図1、2の2枚を添付しております。
それでは1、令和3年1月の状況をご報告させていただきます。A3の別図1をご覧ください。現庁舎の西側にオレンジ色で新本庁舎と書かれた部分がありますが、こちらの周りを大きく囲っている紫のラインが工事用の仮囲いのラインとなっており、令和3年1月6日よりこの仮囲いに着手されます。これにより、西側駐車場及び駐輪場が利用できない状態となります。利用不可となる来庁者駐車場の台数は、41台プラスおもいやり駐車場4台となります。おもいやり駐車場につきましては、12月中に現庁舎の北側駐車場の庁舎に近い側に4台移設予定です。西側駐車場が利用不可となることによる庁舎敷地全体の来庁者駐車場は48台となります。また、西側駐車場の駐輪場の代替としまして、現庁舎の北、南、西面及び文化センター軒下に確保予定です。新本庁舎の建設工事中につきましては、西側駐車場、駐輪場の利用ができなくなることに加え、西側の府道からのロータリーの進入も、母子健康センター側からの車両の通り抜けもできない状態となります。また、ロータリー部分が閉鎖されることから、同日1月6日よりコミュニティバスのバス停は、西側の府道のバス停にそれぞれ仮移設されます。
次に2、令和3年2月、3月の状況報告となります。A3別図2をご覧ください。庁舎敷地の北東角に現在建設工事中の新別館ですが、1月末に仮囲いの撤去予定となっております。これにより、その正面の北側駐車場が開放されますので、この部分に議会用駐車場20台及び公用車3台として利用します。
それでは、資料3にお戻りください。3、駐車場の不足対策についてでございます。1の項目でご報告させていただきましたとおり、1月時点において来庁者駐車場が48台となり、これまで最も少ない時期であった97台の約半数となります。このことから、庁舎機能維持のため、公用車20台程度を近隣の月ぎめ駐車場に移転予定となっております。なお、利用可能な駐車場などにつきましては、広報やわた1月号及び市のホームページにて周知を図ってまいります。資料3の説明については以上になります。
○長村善平 委員長 小西
総務部次長。
◎小西賢治
総務部次長 ただいまの駐車場不足対策につきまして、追加の説明をさせていただきます。市役所へお越しの市民、来庁者の駐車場を確保するため、一昨日、市議会議長を通じまして、各会派の代表議員の皆様にご協力のお願いをさせていただきました。内容は、現在第2駐車場の議会専用駐車枠として20台分の確保をしているところを、1月に限りまして10台に減らして運用することについてご了解を賜ったところでございます。このことによりまして、来庁者の駐車場の確保を行ってまいります。
なお、別図1の駐車場・駐輪場計画につきまして、訂正の報告をさせていただきます。別図1の配付時点では、議会枠を20台としてオレンジ色の部分を記載しております。今回お願いさせていただきました議会枠の10台の運用に当たりまして、図の一番左側のオレンジ部分の5台の横に、さらに5台をつけ加える形で10台となります。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
○長村善平 委員長 三阪
総務課総務統計係長。
◎三阪訓之
総務課総務統計係長 令和2年国勢調査につきましてご報告申し上げます。
資料4をご覧ください。本年10月1日を調査期日として本市に常住する全ての人及び世帯を対象に調査を実施いたしました。この調査は、国の最も重要な統計調査で5年ごとに実施され、調査結果は選挙区の区割り、地方交付税の算定基準及び福祉政策・防災対策等の行政施策への利用をはじめ、民間企業等の様々な分野で活用されています。調査項目につきましては、世帯員の数、氏名、男女の別、出生の年月、就業状態、従業地または通学地等の19項目になります。調査方法といたしましては、今回の調査では
新型コロナウイルス感染症対策の観点から、調査員が訪問した際に世帯の方へインターホン越しに調査の説明を行い、配付する書類は郵便受けに入れるなどして、極力対面しない方式としました。回答方法は原則インターネットまたは郵送による回答の依頼を行い、希望される場合に限って調査員による回収を行いました。
なお、調査活動に従事した調査員及び指導員は、市の推薦に基づき総務大臣が任命する非常勤の国家公務員になります。調査員は市広報紙やホームページ等を通じて公募などをいたしました250人にお願いいたしました。指導員は市職員の中から選出いたしました56人です。
次に、本市のインターネット及び郵送による回答率の状況でございますが、前回調査の世帯数を基に算出した回答率では、11月20日時点でインターネットが35.6%、郵送が48.9%の合計84.5%になります。
最後に、調査結果の公表につきましては、男女別人口・世帯数の速報結果は令和3年6月に総務省から公表される予定となっております。その後令和3年11月以降に、人口等基本集計などの詳しい調査結果が順次公表されます。
以上、令和2年国勢調査についてのご報告とさせていただきます。
○長村善平 委員長 大野総務課長補佐。
◎大野竜弥 総務課長補佐 新庁舎整備にかかる住民訴訟についてご報告いたします。
お手数ですが、資料5をご覧ください。6月議会でもご報告させていただきましたとおり、現在2件の住民訴訟が係属中でございまして、併合しての審理が行われております。②主な裁判の流れでございますが、口頭弁論1及び口頭弁論2が前回のご報告までのものであり、その後弁論準備が3回開かれております。弁論準備1は7月20日に行われており、原告の準備書面の陳述がされております。
また、本期日におきまして、米印にありますとおり、裁判所より談合という言葉について不適切ではないかと指摘がございました。裁判所の指摘でございますけれども、談合については事業者間における受注調整等の話合いを指すものであり、官製談合というものもそのような事業者間の話合いを行政が主導するという意味に過ぎないため、原告側が主張しているほかの事業者が参与できない形で随意契約がなされたという主張を表現する言葉としては不適切であると指摘され、そうであるなら談合という言葉は使うべきではないと、裁判所より指摘があったところです。
この指摘等を踏まえまして、9月14日において改めて原告側の準備書面の陳述が行われ、その後弁論準備3で被告である市の準備書面を陳述したところでございます。次回12月24日の弁論準備4においては、原告側の陳述が予定されており、係属中であることから、各陳述に対する詳細についてはご報告できませんので、申し訳ございませんけれども、資料5の報告は以上になります。
○長村善平 委員長 ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず資料2の事務服の廃止についてですが、来年4月1日から廃止とするとあるんですけれども、これまで事務服を着用していたと思うんですが、着用の目的と正規職員、
会計年度任用職員、それぞれで着用率を教えてください。
それから、廃止に至る経緯と年間の事務服にかかる経費についても教えてください。
それから、資料3の駐車場の件ですが、先ほどの説明である程度分かったんですけれども、基本的なことで、別図の2枚の囲いのところが紫で囲ってあって、緑と紫の点線があるんですけれども、これは何を示しているのか教えてください。
それから、1月1か月間の来庁者用の駐車場の確保で大分苦慮されているかと思うんですが、議員用の20台のうちの10台を減らすのは、代表者会議で了承されたということで、私としては言うことないんですけれども、それでも58台になるんですか、議員の10台とおもいやりも入れたら62台か。それで満車になった場合の対策というのは、先ほどの説明で市ホームページで利用可能な駐車場を知らせるとあったんですが、議会はないですけれども、一般の方々の利用を見たときに、あふれてどうしようもなくなるというような事態が想定されるのかと思うんですが、文化センターの行事と重なったりとか、そういう場合の対策、職員が現場で誘導するとか、そんなことはされるのかどうか教えてください。
それから、今も胃がんの検診車とかそういうのでかなり北側の駐車場のスペースを取っているんですけれども、検診車とかの予定は大丈夫なのかどうか教えてください。
それから、資料4の国勢調査のところは、調査員250人の内訳を教えてください。登録調査員というのはどういう人なのか教えてください。調査員250人への報酬というのは発生しているのかどうか。それから回答率ですが、令和2年11月20日時点の数字が載っていますけれども、まだこれは回収途上にあるのか、おおむね、84.5%ですから大分いっていると思うんですけれども、そうであればインターネットと郵送とを見たときに、郵送のほうが上回っているんです。こんな時期ですからインターネットが多くなるかと思っていたんですけれども、最終どういう状況になるのか教えてください。インターネットと郵送の割合です。対面回収もと書いていたんですけれども、どれぐらいあったのか。対面回収を希望される方は年代的に年配の方かと思うんですが、年代層も教えてください。
資料5のところは、今度原告の弁論が12月24日にあるということですが、この間談合、談合という言葉で、相手方が談合の根拠を示さないといけないということも言われていたと思うんですが、裁判所のほうから談合という言葉が適切ではないという指示もあって、9月14日に書面陳述をされて、それに対して市も10月29日に陳述しているんですけれども、その中で、談合という言葉も使わずに、相手方は市に問題があるということをまだ主張されているんですか。その辺の状況を分かる範囲で教えていただきたいです。
以上です。
○長村善平 委員長 寺本人事課研修厚生係長。
◎寺本美津子 人事課研修厚生係長 事務服の着用目的、着用率についてでございますが、まず着用目的につきましては、市職員と市民との区別、また機能性に配慮した事務服の着用による事務作業の効率化を目的とし、貸与しているところでございます。着用率についてでございますが、
会計年度任用職員につきましては把握しておりませんが、昨年度に行った本庁における正規職員の事務服の着用頻度の調査によりますと、約3割の職員が毎日着ているという結果でございました。
次に、事務服を廃止するに至った経緯につきましては、まず1点目にエコスタイルの奨励による事務服の着用機会の減少、2点目に毎年の新規採用職員分や劣化によります交換分等のコスト面、3点目に近隣市の事務服の貸与の有無の状況など、総合的に判断をしまして廃止を決定したものでございます。年間の事務服にかかる経費につきましては、昨年度で申し上げますと、42万3,500円でございました。
以上です。
○長村善平 委員長 西川総務課管財係長。
◎西川茂樹 総務課管財係長 別図1、2に示されております緑の点線、紫の点線の質問についてお答えいたします。凡例がなくて申し訳ございません。まず紫の点線についてですが、これは各工事車両の搬入の経路を示しております。緑の点線につきましては、文化センター関係者への車両の動線を示したものとなっております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 小西
総務部次長。
◎小西賢治
総務部次長 来庁者駐車場の不足に関するご質問にお答え申し上げます。来庁者の駐車場は現行100台程度確保しておるんですけれども、1月以降もその台数を確保しようとしております。その中で、文化センターなどとの調整でございますが、文化センターのイベントをされる際、今文化センターから主催者側及びその告知をする際に、駐車場の不足がございますので、可能な限り私用車では来ないようにということの告知をお願いしております。あと、平日のイベントは可能な限り控えていただくようにという調整を図っております。あと、検診車についてですけれども、これまで来庁者用の駐車場に検診車を入れたりとかしていたんですけれども、それをしないようにしております。例えば、文化センターとの通路に駐車するようにして、駐車場が減らないようにやっていくということで想定してございます。
○長村善平 委員長 三阪
総務課総務統計係長。
◎三阪訓之
総務課総務統計係長 調査員250人の内訳でございますが、一般応募者が128人、市職員が94人、登録調査員が28人になります。登録調査員でございますが、登録調査員は統計法に基づく各種統計調査にあらかじめ統計調査員として選任を希望する方を八幡市統計調査員登録要綱に基づき、市の統計調査員として登録を行い、調査実施の際に市から依頼をさせていただいております。現在、市の登録調査員は37人で、広報やわたで定期的に募集をさせていただいております。
次に、報酬でございますが、調査に従事していただきました調査員及び指導員につきましては、国の基準により報酬を支給しております。
今回の回答率の状況でございますが、本市につきましては郵送の割合が多く、現在も1日数件程度の回答がございます。令和3年6月の男女別人口・世帯数の速報結果が公表される段階で、回答率の状況が発表されますが、最終的な回答率の状況につきましては、令和3年11月に人口世帯数の確定値が公表される際に発表される予定となっております。
次に、対面回収、調査員回収はどのくらいあったかとのご質問ですが、現在取りまとめ作業を行っており、現時点で対面回収の数は把握できておりません。
次に、年代的にどの年代が対面を希望しているかとのご質問でございますが、印象といたしましては、高齢者の単身世帯で足の不自由な方が調査員による訪問回収を希望されるケースが多かったように思われます。
以上でございます。
○長村善平 委員長 報酬の金額を教えてあげてもらえますか。
◎三阪訓之
総務課総務統計係長 金額でございますが、指導員につきましては定額となっておりまして、1人当たり4万9,320円でございます。56人分で計276万1,920円になります。調査員につきましては、調査区割、世帯割がございまして、調査区数及び世帯数に応じて変動がございます。250人分お支払いさせていただきまして、1,976万3,387円が金額になります。そのほか交通費であったり、電話代、写真代等をお支払いさせていただいております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 大野総務課長補佐。
◎大野竜弥 総務課長補佐 新庁舎整備の住民訴訟に係るご質問にお答えさせていただきます。原告側の現在の主張ということですので、現在係属中であることと、相手方の主張ということですので、ちょっと申し上げられることが少ないので、詳細は控えさせていただきますけれども、裁判所が基本設計者たる山下設計が極めて有利だとか、ほかの事業者が参与できないような形でプロポーザルが実施されたという原告側の主張ではないかという形で、原告側に聞いたところ、原告側についてもそのような理解で問題ないという形で、裁判の中でおっしゃっているという状況でございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 大体分かりました。事務服の廃止についても総合的に判断してということで、近隣市も余り着用していないのか、そういうことで廃止ということで分かりました。
来庁者の駐車場のところも大体分かったんですが、車で来られた市民が何だこれは、みたいなこともあると思うので、トラブルがないように事前に告知できるところは告知していただいて、事故とかトラブルとかが発生しないような対策をお願いしておきます。
国勢調査のところも分かりました。デジタル行政とかいろいろと言われながら、郵送のほうが多いということなので、やはりインターネットを活用してできる人ばかりではないので、最後まで丁寧に回収してください。
裁判のところも分かりました。結審というのはいつ頃になるんでしょうか。ずっとこれやっていますけれども、弁護士がやられていると思うんですけれども、かなりの労力も使われていると思うんですけれども、見通し、そこだけちょっと、分かるようでしたら教えてください。
○長村善平 委員長 大野総務課長補佐。
◎大野竜弥 総務課長補佐 裁判の結審はいつ頃かということでございますけれども、こちらについてはあくまでも原告の主張内容と裁判所次第といったところでございますので、現時点においては、申し訳ございませんが分からないという形になります。また、次回の12月24日に今後のスケジュールについても裁判所から示されるという予定になっております。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 関連して。事務服の廃止については、先ほど答弁があって理解しました。ただ、対市民的にいうと、やはり制服があったほうが、この人は職員ですねとか理解されると思うんですよ。そういう意味では、コストの面とか聞いていたら、比較的安価で購入できると思うんです。理解しがたいんだけど、素朴な疑問ですけれども、何でかと思ってお聞きします。今後廃止したら、次はまた着用ということにはならないのですか。例えば、職員の3割ぐらいが着ているという答弁がありました。今後の話だけれども、そういった職員から、ぜひまた事務服をしてという要望があったら、市としてどう考えているのかだけ、中身的な要望はいけないけれども、対市民的にいうとどうなのかという私の疑問があって、お聞きしました。
それと、駐車場の関係でいえば、資料3のところで公用車20台、近隣の月ぎめ駐車場に移転するということですけれども、市役所周辺でいえば、一度に20台が本当に停められるのかと疑問があるんですけれども、その辺りお教えください。
それと、国勢調査の関係も聞こうと思ったんですけれども、大体分かりました。6月ぐらいにはほぼ回答率100%に近い数字になるのかと、その辺り確認だけですけれども。本来国勢調査というと100%がベターかと思うんですけれども、状況を聞いておったら、郵送も含めて徐々に回収しているということなので、6月には100%回収があるのかどうかお教えください。
それと、新庁舎の住民訴訟については、先ほどスケジュールを聞こうかと思ったら、裁判所のほうから次はいついつですということで、分からないということで、よく分かりました。
以上です。
○長村善平 委員長 野間
総務部次長。
◎野間正
総務部次長 先ほどの事務服を再度要望があれば作られるのかというお話でございますが、まず事務服の廃止につきましては、市民と職員の見分け方につきましては名札の着用ということで、これは徹底していきたいと思っておりますし、今の段階で事務服を再度作っていくということは考えておりません。
○長村善平 委員長 小西
総務部次長。
◎小西賢治
総務部次長 契約する民間駐車場の場所でございますが、市役所から南側の男山中学校までに位置します柿木垣内付近と、市役所から北側の三本橋付近の2か所程度を想定しております。
併せまして、国勢調査の状況がどうなるかということにつきまして、令和3年6月の速報値が公表される際には、回答率の状況が100%になる予定です。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 事務服については、そういった要望があっても考えていないということで、私はぜひ考えてほしいという思いで、ただ繰り返すように、本当に市民が窓口に行かれて、分かりやすいというか、そういう意図でお聞きしたんです。考えていないなら考えていないで、またほかのことも考えてください。質問とは違うから。
駐車場の関係でいうと、近隣で2か所探しているということなので、既に日にち的にはあと半月、2週間ほどしかありませんけれども、契約のところではどうなっているのか。大体1台当たり金額的にはどれぐらいを想定されているのか、その辺りをお教えください。国勢調査も大体分かりました。その1点だけお教えください。
以上です。
○長村善平 委員長 小西
総務部次長。
◎小西賢治
総務部次長 民間駐車場との契約はこれから進めようとしているところです。契約の期間は1月から3月を予定しているんですけれども、1台当たりの金額は、1枠当たり6,000円前後を想定しております。
以上です。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 駐車場の関係は契約はまだということで、金額的には相場的かと思います。ちょうど市役所の前辺りで月ぎめで7,000円か。そう思ったら6,000円前後だったら安いということで、契約も早急にしていただきますようによろしくお願いします。
以上です。
○長村善平 委員長 午後1時まで休憩いたします。
午前11時55分 休憩
――――――――――――
午後 1 時00分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ほかに質問等はありませんか。
小北委員。
◆小北幸博 委員 資料3の「市役所来庁者駐車場等について」のところです。別図1、別図2もそうですけれども、コミュニティバスのバス停が府道上に仮移設されるように計画されています。都市整備部との関係もあるのかもわからないですけれども、コミュニティバス、今現在、八幡市役所発着という形で、橋本東山本と市民体育館というような形で、ちょうど市役所のところで時間調整というんですか、そういうのをされて、結構待機時間が長かったりという部分があるんですけれども、今回府道上になることで何か工夫とかいうのを考えておられるのかどうか教えてください。
それと、そのコミュニティバスのバス停の仮移設については、市民周知はどのようにされるのかお伺いします。
以上です。
○長村善平 委員長 山口
総務課主幹。
◎山口潤也
総務課主幹 コミュニティバスのバス停の移動につきましては、委員ご案内のとおり都市環境常任委員会にて、管理・交通課より報告されるとお聞きしております。調整時間につきましては、管理・交通課にお聞きしている話といたしましては、どちらかというと遅れるほうが多いということで、現状も特段対応は取っていないと認識されているとお聞きしております。
市民周知につきましては、先ほどもご報告申し上げましたとおり、広報やわた1月号につきまして、管理・交通課と合同の記事として、駐車場の案内と併せましてバス停の位置、行き先を明記した地図を掲載予定です。市ホームページ等につきましては、管理・交通課にて対応される予定となっております。
○長村善平 委員長 小北委員。
◆小北幸博 委員 大体分かりました。いつものごとく広報やわたと市ホームページでということで、せっかく先ほども質問あったように、公式LINEとか公式ツイッター・インスタグラムとかでもまたご活用いただいて、市民周知に努めていただけたらと思います。結構です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
清水副委員長。
○清水章好 副委員長 1点お伺いいたします。資料4です。令和2年の国勢調査につきまして、5番の表の中で、インターネットの回答率です。括弧内、全国数値では平成27年、36.9%、今回令和2年は39.5%と、2.6ポイント増加しておりますが、八幡市は平成27年38.3%、令和2年は35.6%と2.7ポイント減少しております。本市のインターネット回答率が下がっている要因として考えることは何でしょうか、お聞かせください。
○長村善平 委員長 三阪
総務課総務統計係長。
◎三阪訓之
総務課総務統計係長 インターネット回答率が下がってる要因として考えることというご質問についてでございますが、前回調査ではオンライン回答用IDを先行配付し、インターネット回答がなかった世帯についてのみ紙の調査票を配付いたしました。しかし、今回の調査では紙の調査票とオンライン回答用IDの同時配付を行ったため、本市におきましては郵送回答を選択される方が多かったものと考えております。
○長村善平 委員長 清水副委員長。
○清水章好 副委員長 よく分かりました。ありがとうございます。5年に1度の国勢調査でございます。今回私は初めてパソコンで回答させていただいたんですが、とても簡単で早かったです。デジタル化が進む中、5年後に向けてデジタル回答率アップへのお考えとしてはどのように取り組まれるのか、お聞かせください。
○長村善平 委員長 小西
総務部次長。
◎小西賢治
総務部次長 国勢調査のインターネット回答を国は今後も推し進められると考えられます。それにつきまして、国及び京都府と連携を図りながら、広報紙、市ホームページ、SNSなどを活用しました広報活動、関係団体、企業に対する協力依頼を通じまして、インターネット回答の推進を図っていきたいと考えております。
○長村善平 委員長 清水副委員長。
○清水章好 副委員長 よく分かりました。ありがとうございます。デジタル化といいましても、まだまだご高齢の方は紙でやられると思いますので、併せてよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、次に、報告事項以外で総務部及び
選挙管理委員会事務局の各所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 防災対策について何点かお聞きしたいと思います。
まず1つ目は、避難所運営マニュアルの策定状況ですが、策定済み、策定途中にあるところも含めて、状況を教えてください。
2つ目ですけれども、避難所のトイレ整備についてお聞きしたいと思います。避難所は学校の体育館とかそういうところが充てられておりますが、この間の本会議でも、うちの議員が質問した中で、学校設備の長寿命化計画が今度の文教厚生常任委員会でも計画書が出ることになっていますが、高齢者とか障害者など要配慮者の方が災害時に避難されてくるときに、やはり人数的にも高齢者は多いと思うんですけれども、今後避難所のトイレ整備、学校のトイレ整備で手すりとか車椅子対応とか、そういったことも考えておかなければいけないのではないかと思うんですけれども、その辺の考え方を教えてください。
それから、3つ目は浸水想定区域の住民の避難訓練についてですが、この間五区が避難訓練をされたと伺っています。たまたまその避難訓練に参加したかどうか分からないんですけれども、車椅子の方が、バス避難のことで心配されているんですけれども、京都京阪バスを使ってバス避難の計画が出ていますけれども、1回でバスの避難を希望されている方が避難できればいいんですけれども、人数的な問題とか、集合場所まで来れるかという問題もありますし、時間想定もこの計画には書かれていまして、高齢者等の避難開始時刻を台風接近の8時間前から開始するとなっているんですけれども、しっかり希望される方、避難ができるのかどうか。その辺の考え方というか、計画についてお考えを教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 松浦防災安全課長補佐。
◎松浦悠爾 防災安全課長補佐 避難所運営マニュアルにつきまして、本市が作成いたしましたひな形となるマニュアルを、令和2年7月に各自主防災隊へ配付し、各避難所に合ったマニュアルの作成をお願いしているところでございます。策定状況につきましては、現在避難所運営訓練をされているくすのき地区1か所において、マニュアルの完成を目指して作成されています。
○長村善平 委員長 坂口
総務部次長。
◎坂口辰郎
総務部次長 避難所のトイレの整備における学校施設長寿命化計画を踏まえた要配慮者対策についてお答え申し上げます。現在、教育部で作成しております学校施設の長寿命化計画は、適切な維持管理により、施設の長寿命化を図る計画でございますが、この計画案の中で、学校施設は防災の拠点となる施設と位置づけ、計画推進に当たっては庁内関係部署と連携し取り組むとされております。このことから、防災担当課といたしましては、防災面からトイレだけでなく避難所としての機能強化について教育部と連携し、取り組んでまいりたいと考えております。
○長村善平 委員長 松浦防災安全課長補佐。
◎松浦悠爾 防災安全課長補佐 浸水想定区域内のバスを使った避難についてでございますが、五区の避難訓練におきましては、要配慮者もしくはバスを利用される方、どのような状況にあるかというのを含めて、自治会にて訓練をされたと考えております。それも踏まえまして、アンケート等でバスに乗られる方がどれぐらいおられるかというのも、自治会に対して数か所アンケートを行っておりますので、前回の委員会でも少し答弁があったかもしれませんが、今後それを踏まえて、京都京阪バスと調整を図り、訓練を重ねていけたらと考えております。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 私はくすのき地区に住んでいますので、今策定中なんです、確かに。ほかもそれぐらいのことをやっておられるのかと思って質問したんですけれども、くすのき地区以外はまだ市からのマニュアル、ひな形を受け取って、その後どんなふうな検討をされているのか。その辺の状況がもう少し分かれば教えてください。
それから、避難所の整備についてですが、今の答弁で避難所としての機能強化のために連携して取り組むということで分かりました。本当に起こってはいけない大規模災害のときのトイレは一番、食べるのを我慢できてもトイレは我慢できないので、本当に第一に考えていただきたいと思っています。体育館のトイレというのは本当にスペースが限られているんですね。ですから、学校施設内に今後トイレの整備をする場合に、多目的トイレといいますか、介助が必要な方と介助者が一緒に入って着替えたりとか介助できるようなトイレ、高齢者と介護者、子どもとお母さんとか、ちょっとスペースが要りますけれども、そういう多目的トイレ、LGBTの課題もありますし、男女性別問わず入れるような、そんなトイレが必要かと思うんですが、何か防災安全課としては、今後やはり具体的に連携して取り組む中で必要性というのは、多目的トイレについては視野に入っているかどうか教えてください。
それから、浸水想定区域の避難訓練ですが、今後これもアンケートを踏まえてということですけれども、なかなか市が8時間前だから避難を始めてくださいといっても、受け取る側がまだまだ大丈夫という場合もありますし、いろいろなケースが考えられると思いますので、詳しいことは今後調整していってもらいたいと思うんですが、一つ、バスが時間が可能な限り何往復かして、希望する方みんながバスで避難できるようなことは考えてこれからバス会社と話し合うんですか。その辺もう少し教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 宮本防災安全課主幹。
◎宮本尚志 防災安全課主幹 避難所運営マニュアルの作成状況でございますけれども、現在四区とくすのき地区が以前に避難所運営訓練をやっていただきましたので、四区についても一応検討は進めておるような状況です。ただ、それ以外につきましては、またそこの運営準備訓練を見学していただいていますので、それぞれの担当者については問題意識をもっておられますけれども、自分のところに合うマニュアルとしての計画は進んでおりません。
○長村善平 委員長 坂口
総務部次長。
◎坂口辰郎
総務部次長 避難所のトイレの整備に係る再質問にお答え申し上げます。学校施設内におけるトイレの整備時には、教育部と連携を図ってまいります。また、担当課としましては、今年度車椅子の方が利用可能なマンホールトイレ用のテントを購入して対応を図っております。
次に、浸水想定区域の人たちのバスを使った避難行動についての再質問にお答え申し上げます。浸水想定区域の人たちには、現在避難行動タイムライン、またはマイタイムラインを作成し、いつ、どこに、どのように避難するのかというのを検討していただいているところであります。また、バスにつきましては、基本的には専用のバスということでありますので、その専用のバスで3往復程度は避難所との間を往復できるように、現在調整を図っているところでございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 大体分かりました。一つだけ、トイレですけれども、何度もしつこいようですけれども、教育部ともちろん連携はしないといけないのですけれども、多目的トイレは高速道路のパーキングにもあって、車椅子の方も一緒にそこまで行って、きちんと手すりもあるので、自分で車椅子から便器に移って用を足せる。介助の人もその中に一緒に入って安全に用を足せますので、多目的トイレというのを、スペースの問題はあろうかと思いますが、ぜひその辺も、教育部と協議の中で防災安全課としても視野に入れておいてほしいと思うんですが、どうなんでしょうか。
○長村善平 委員長 教育部との協議ということもあるので、それも踏まえて答弁してもらったらいいです。お願いします。坂口
総務部次長。
◎坂口辰郎
総務部次長 防災面から見ました学校トイレの整備につきましては、教育環境整備に伴う機能の向上により、災害時においても機能が向上するものと考えておりますことから、今後教育環境の整備の進捗に合わせた防災機能の整備を進めてまいりたいと考えております。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようでありますので、これで総務部及び
選挙管理委員会事務局の各所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。
午後 1 時20分 休憩
――――――――――――
午後 1 時28分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより市民部所管事項の審査に入ります。
市民部より報告事項がある旨、申出を受けております。
それでは、これより報告を願います。近藤市民部長。
◎近藤考賜 市民部長 市民部より3件の報告がございます。お手元に配付させていただいております資料6、八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅲ」について、資料7、八幡市いじめ再調査委員会の開催等の状況について、資料8、イベント中止について、担当から順次報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○長村善平 委員長 長弓人権啓発課男女共同参画係長。
◎長弓佳代子 人権啓発課男女共同参画係長 八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅲ」についてご報告申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の資料6をご覧ください。令和2年度末をもって現行プラン、るーぷ計画Ⅱ(後期プラン)の計画期間が満了となりますことから、基本的には現行プランの「男女が互いに思いやりを持って、ともに輝くまちをめざして」との理念を踏襲しつつ、男女共同参画を取り巻く社会情勢の変化や国の動向を踏まえ、新たな課題にも対応した八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅲ」を策定いたしました。策定に当たりましては、各基本目標ごとに、現状と課題として社会情勢、取組状況、統計資料、市民アンケート調査などに分けて明記するとともに、「八幡市ではココが重要」として、八幡市の状況をまとめました。誰もが平等で暮らしやすい社会づくり、SDGs(持続可能な開発目標)の視点に基づいた取組を進めるためにも、男女共同参画、女性活躍の視点を常に意識し、施策に反映することが重要であることから、プランの趣旨にSDGsを追加いたしました。
また、令和2年10月1日から10月20日に実施いたしました。パブリックコメントの結果についてでございますが、2人からそれぞれ2件、計4件のご意見を頂きました。頂いたご意見のうち、今回の計画に反映した箇所はございませんが、ご意見を頂きました内容についての回答を11月13日より市ホームページ上に掲載いたしましたことをご報告いたします。なお、計画書冊子につきましては、製本仕上がり予定であります3月中に各施設への配架を予定しております。
○長村善平 委員長 東風浜市民部次長。
◎東風浜進 市民部次長 八幡市いじめ再調査委員会の開催等の状況についてご報告申し上げます。
恐れ入りますが、資料7をご覧いただきたく存じます。令和元年9月24日に第1回の委員会を開催いたしました八幡市いじめ再調査委員会でございますが、現在で第28回の委員会開催を終えております。本年9月16日の
総務常任委員会では、終結の時期を、年内12月末をめどに調査報告書をまとめられる意向であると報告させていただいておりましたが、一部関係者に対する聞き取り調査の範囲を広げられたことと、調査報告書の作成に係る協議に時間を要することを考慮された結果、終結の時期を年度内、3月末に目標設定を変更されましたことをご報告いたします。
以上です。
○長村善平 委員長 津田八幡人権・
交流センター館長。
◎津田誠樹 八幡人権・
交流センター館長 人権啓発課からイベントの中止についてご報告申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の資料8をご覧ください。例年2月に開催しております有都交流フェスタ、3月に開催しております八幡人権・交流センターまつりについてでございますが、記念講演や地域の団体、保育園、小学校、中学校、高等学校及びセンター利用者等の作品展示や活動紹介、バザー、模擬店を通して多数の来場者が集まる催しとなっており、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、3密対策や飲食発生等による飛沫感染を防止することが難しいため、本年度は開催を中止することと判断いたしました。また、やわた男女共同参画るーぷフェスティバルにつきましては、主催であります八幡市女性団体連絡協議会が、理事会におきまして、本年度の開催は中止と決定されましたことをご報告いたします。
○長村善平 委員長 ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。
鷹野委員。
◆鷹野雅生 委員 男女共同参画プランについてお伺いいたします。構成での大きな変更は、各基本項目ごとに現状と課題が出されていますが、それとともに各基本目標ごとに「八幡市ではココが重要」というポイントを挙げておられますが、この「八幡市ではココが重要」、どのような内容かお伺いします。
それと、八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅲ」では、推進期間は10年ということで、2030年までということですが、SDGsを取り入れることによって、最近SDGsは何でも入っていますが、策定の内容がどのように変化するかお伺いします。
以上です。
○長村善平 委員長 長弓人権啓発課男女共同参画係長。
◎長弓佳代子 人権啓発課男女共同参画係長 八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅲ」についてのご質問にお答えいたします。各基本目標ごとの「八幡市ではココが重要」についてでございますが、策定に先立ちまして行いました市民、事業所へのアンケート調査を参考に、八幡市での意識や実態等をまとめて、「八幡市ではココが重要」で分かりやすく解説しております。
次に、プランの趣旨にSDGsを取り入れることによって策定の内容がどう変化するのかについてでございますが、SDGsに掲げられた17の目標のうちの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の取り組むべき課題について、人権や平和、全ての人が性を理由に差別されないようにし、女性の能力強化を目指すことを趣旨に取り入れることにより、より一層計画の推進を意識した策定を行いました。
以上でございます。
○長村善平 委員長 鷹野委員。
◆鷹野雅生 委員 ありがとうございます。SDGsを取り入れることによって、市民の意識をより高めていただきたいと思っております。それと、広く情報発信もしていかなくてはいけませんし、啓発も進めていただきますように要望させていただきます。
それと、あと2点ですが、全体としては従来と変更したところはあるのかないのか、お伺いします。
もう1点は、第2章の2、(1)から(3)について、八幡市の取組として3点挙げられていますが、もう少し具体的に教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 津田八幡人権・
交流センター館長。
◎津田誠樹 八幡人権・
交流センター館長 八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅲ」についての再質問にお答え申し上げます。
まず、全体として基本的に従来と変更したところについてでございますが、現行プランに沿って策定しており、変更はいたしておりません。
次に、第2章の2、八幡市の取組についてのご質問にお答えいたします。(1)八幡市女性相談についてでございますが、平成13年4月に女性問題アドバイザーによる相談事業を開設しております。また、平成22年5月からはフェミニスト・カウンセラーによる女性専門相談を開設して、カウンセリング機能の充実を図っております。(2)八幡市男女共同参画推進条例についてでございますが、男女共同参画社会の実現に寄与することを目的に、平成21年3月に制定し、男女共同参画を総合的かつ計画的に推進しております。(3)八幡市女性ルームについてでございますか、女性の自立や社会参加の促進、市民活動の支援、男女共同参画社会の実現のために活動されている団体の学習や交流の拠点として、また女性相談、女性専門相談の場として、平成21年6月に開設しております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 鷹野委員。
◆鷹野雅生 委員 詳しい説明ありがとうございました。男女共同参画社会の実現に向けた施策の展開ができるようによろしくお願いいたします。
以上です。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 何点かお伺いします。まず、るーぷ計画Ⅲですけれども、るーぷ計画Ⅱ(後期プラン)というのを持ってきているんですけれども、それぞれ基本目標の記述の中で、達成状況が数値で示されているんですけれども、たくさん項目ありますので、大まかなところでの達成状況を教えてください。
それから、るーぷ計画Ⅱのところで、10年間のうち前期と後期で5年ずつ区切って計画を作っているんですけれども、今回は、るーぷ計画Ⅲは10年間まとめての計画になるのかどうか。その辺りの状況を教えてください。
それと、新聞報道とかニュースで報道されていることですが、国の動きで第5次男女共同参画計画案がまとめられているところで、その中で選択的夫婦別姓の記述を巡って、第4次計画や当初案に入っていた選択的夫婦別姓の文言を削除して、今日18日に閣議決定される見通しという新聞報道などがあるんですけれども、ずっと選択的夫婦別姓をしてほしいということで、国民のほうから、いろいろな団体も要望したり活動したりしている中で、ようやくこれが入りそうだと言われていたんですけれども、この案から文言が消えてしまって、最終案では婚姻前の氏を使えないことが婚姻後の生活の支障になっているというような声を紹介するような、そんなことが今言われているそうです。選択的夫婦別姓の記述がなくなることによって、八幡市への、今度のるーぷ計画Ⅲとか今後の男女共同参画における行政の取組への影響はないのか懸念されるところですが、その辺の状況を教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 長弓人権啓発課男女共同参画係長。
◎長弓佳代子 人権啓発課男女共同参画係長 るーぷ計画Ⅱ(後期プラン)策定時の平成26年度末から令和元年度の実績値の推移についての質問にお答えいたします。大きく数値としまして4点ご説明いたします。八幡市の審議会等における女性委員の登用率でございますが、平成26年度末は35.3%、令和元年度は34.6%、DV被害経験のある女性の割合は、平成26年度末15.7%、令和元年度14.0%、男女共同参画社会啓発事業への参加者数は、平成26年度末367人、令和元年度411人、家庭生活で男女の立場が平等になっていると答える人の割合は、平成26年度末36.7%、令和元年度33.3%でございました。
○長村善平 委員長 東風浜市民部次長。
◎東風浜進 市民部次長 期間を前期、後期と分けているのかとのご質問でございますが、分けてはおりません。前計画におきましては、中間年度であります平成28年(2016年)に達成状況の点検を行いまして、社会情勢の変化や課題を踏まえ、見直しを行っております。今回のるーぷ計画Ⅲにつきましても、市民に計画が浸透しているか、社会情勢の変化を確認しながら点検を行い、フォローしてまいりたいと考えております。
次に、選択的夫婦別姓制度のご質問についてでございます。女性の社会進出等に伴いまして、改氏による社会的な不便、不利益が指摘されているのは承知しております。婚姻制度や家族の在り方と関係する重要な問題であると考えてございます。今回のるーぷ計画Ⅲには載せていないんですけれども、法律に関わる内容でありますので、今後の国の動向を注視してまいりたいと考えております。
以上です。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 数字をそれぞれ4つの点で言っていただいたんですけれども、それでこの結果をどのように分析されているんでしょうか。数字だけ見ていたら下がっているような感じですけれども、啓発事業の参加者が若干増えていますが、あとの三つの指標でいえば下がっていますね。数字だけ見たら。るーぷ計画Ⅱの後期プランの取組は市としてどのように、達成できたというふうに捉えているのか。その辺りのお考えをもう少しお聞かせください。前期、後期と分けていてもこういう取組状況で、るーぷ計画Ⅲで前期、後期は分けずにやっていくということですが、やっぱりどこか途中で達成状況を見るなりという、そういう機会が要ると思うんですけれども、どんなふうにされるのか。また、どこかで中間まとめみたいなもので出るのかどうか教えてください。
それから、選択的夫婦別姓は国の動向を注視するということですが、いろいろな団体というか、早稲田大学がアンケートを取ったりしているんですけれども、47都道府県の意識調査で7割が選択的夫婦別姓に賛成という、そんな結果も出ています。それから、地方議会ですけれども、国会に意見書を提出した自治体が168議会まで増えているということも、ニュースとして流れているんですけれども、国の動向ですけれども、7割の方が賛成ということで、選択的ですから、選択的夫婦同姓でもあるわけで、選べるということが大事かと思いますので、また八幡市の市民の皆さんへの意識調査とか意見を聞くような機会も、ぜひ設けていただけたらと思います。これは要望にしておきます。
○長村善平 委員長 津田八幡人権・
交流センター館長。
◎津田誠樹 八幡人権・
交流センター館長 八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅱ」の基本目標の達成状況について、再質問にお答え申し上げます。
男女共同参画に関する講座や情報提供等により啓発を進めてまいりましたが、依然としてしきたりや慣習、社会全体において、男性優位である現状が根強く残っており、審議会等における女性委員の割合や家庭、地域での固定的な性別役割分担意識は解消されていないのが現状です。また、ワーク・ライフ・バランスや男女間の暴力等に対する支援に関する認知度は向上していますが、実現にはなかなか至っておりません。また、八幡市においても、高齢者や外国籍市民が増加しており、多様な立場の人々が安心して暮らせる環境づくりのため、地域や学校、関係団体との連携を図ってまいったところでございます。
次に、中間年度の達成状況についてのご質問にお答え申し上げます。るーぷ計画に対する中間年度の達成状況につきましては、次回につきましても中間の見直しを行う場合は分析を行い、それに応じて見直してまいります。
○長村善平 委員長 近藤市民部長。
◎近藤考賜 市民部長 るーぷ計画Ⅲの見直しの関係でございます。やはり社会情勢の変化というのは1年単位、数年単位でもかなり状況が変わってくることもございますので、中間年度で社会情勢の変化の確認、また課題等の見直し、その辺りも含めて、必要であればまた見直しをかけていくということで対応してまいりたいと考えております。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 るーぷ計画のところですけれども、今後Ⅲをされるということなので、来年3月で、Ⅱのほう、10年間で終わると思うんですけれども、現時点で効果と課題についてどんな分析をされているのか、その辺りをお教えください。
それと、いじめのところですけれども、資料を見ておったら、12月18日、今日聞き取りされるということなので、どんな内容なのかお教えください。当初、12月末でほぼ終わりと前回言っておられたんですけれども、その辺りをお教えください。
それと、各種相談のところで、今回は中止になったところがあるということですけれども、その他のところで、年間通じて各種相談のところで、人権相談とか就職相談とか女性相談、家庭支援相談、この間実施されているわけですね。当然コロナ禍だから、多分ボードか何かされて対応されているかと、私の憶測ですけれども。ただ、各種講座を開催されていますね。この辺り結構人数的に多いのと違うかと。講座によって分かりませんけれども、どんな状況で講座をやっておられるのか、私的に問題意識があったので、どんな状況かだけお教えください。
以上です。
○長村善平 委員長 長弓人権啓発課男女共同参画係長。
◎長弓佳代子 人権啓発課男女共同参画係長 八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅱ」の効果と課題についてのご質問にお答え申し上げます。
効果につきましては、令和元年度に行いました八幡市男女共同参画に関するアンケート調査結果を見てみますと、男は外で働き、女は家庭を守るべきだといった家事や育児、介護などの役割分担では、夫婦、カップルで同じ程度分担するのが望ましいと考える割合が、若い世代で増加しています。また、前回調査と比較して、政治や医療の分野で女性の活躍が進むとよいと考える人の割合が高くなる一方で、PTA、子ども会等のリーダーの割合が下がっています。事業所アンケートでも、従業者の育児、介護休業支援やハラスメント対策なども向上しており、市民、企業における男女共同参画意識が浸透してきていることが伺えます。しかし、依然として、子育てや介護、地域活動の場への男性の参加、参画が進んでいないこと、審議会等における女性委員の割合や家庭、地域での固定的な性別役割分担意識がまだ解消されていないと考えております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 東風浜市民部次長。
◎東風浜進 市民部次長 本日午後6時半から実施いたします第29回八幡市いじめ再調査委員会の内容についてでございますが、調査報告書作成についての協議をリモートで実施される予定でございます。
以上です。
○長村善平 委員長 津田八幡人権・
交流センター館長。
◎津田誠樹 八幡人権・
交流センター館長 資料8、イベントの中止についてのご質問にお答え申し上げます。各種講座の実施についてでございますが、7月の講座再開に当たりまして、受講者が密にならないよう、教室内では十分な座席等の間隔を確保するため、2部制に変更するなどの配慮をいたしました。また、10月からの後期講座につきましては、募集定員を前年度から減らして開講しております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 大体分かりました。先ほども答弁あったように、男性優位とか意識の改善が進まない、そうかと思います。そういう意味ではある程度、一方では改善できている部分もあるということで、今後るーぷ計画Ⅲのところでもっと分かりやすいというか、その辺り工夫もしていただいて、少しでも意識的に改善できたらいいかと。私ごとだけれども、私もたまには食事を作ったり、いろいろとしてきているので、家内も助かるということだと思うんです。そういう面では、若い方も意識的に変化というか、変わっていけたらいいと思っております。今後いろいろと社会情勢もありますけれども、意識的に工夫というか、いろいろなご意見を聞いていただいて、るーぷ計画Ⅲに近づけるというか、そういうふうにしていただきたいと思っています。今後どういうふうに考えておられるのか、ちょっとだけお教え願えないでしょうか。
それと、いじめの関係でいえば、今日は策定についてリモートでやられるということで、今後のスケジュールというのか、年度末になるのかどうか分かりませんけれども、その辺りだけお教え願えませんか。3月末ぐらいをめどにやられるのかどうか、その辺りお教えください。
それと、各種講座については2部制に、要するに人数を小分けにしてやられているということで、今まで例えば講座でも20人あったやつが人数制限もしているということだね。そういう面では工夫されているということで、よく分かりました。
その2点だけお教えください。以上です。
○長村善平 委員長 森下副市長。
◎森下徹 副市長 るーぷ計画Ⅲの関係でございますけれども、今回の計画につきまして、私も懇話会の委員として参画させていただきまして、一番大事なのは、この計画の体系的なこととか、現状の今の社会情勢的なことをアップデートして、最新のものは載せていると思っておるんですけれども、ただ社会はかなり変化するし意識も変わっていくという状況もありますし、またあくまでも計画は計画ですので、一番大事なのはこれを効果あるものにする取組だと思っておりますので、10年計画にさせていただいていますけれども、やはり点検、チェックというのは大事だということで、男女共同参画推進本部会議というのを市のほうで設けていて、この計画をつくってきたんですけれども、今後そういう仕組みを活用して、チェックもしながらいろいろな意見を聞いてやっていこうということと、この計画は非常に大部なものですので、ここで全部理解していただくのはなかなか難しいと思いますので、いろいろな講座とかも当然しますけれども、分かりやすいリーフレットとか、そういうものを工夫しながら、意見も聞いて、その中でいろいろ広報媒体ありますし、SNSもありますので、そういうのも活用しながらしっかりと取り組んでいくということで実効あるものにしたいと思っています。それで、余りにも変化が大きかった場合については、当然計画の途中見直しもあるということは頭の隅に置きながら、とりあえず前進させていきたいと考えています。
○長村善平 委員長 東風浜市民部次長。
◎東風浜進 市民部次長 いじめ再調査委員会の今後のスケジュールでございますが、一部関係者の聞き取り調査と並行しまして、調査報告書作成についての協議をされる予定でございます。
以上です。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 大体分かりました。いじめの関係の報告書は3月末ぐらいをめどにということで理解したらいいですね。それだけ答弁よろしくお願いします。
○長村善平 委員長 3月末にでき上がると考えていいんですかという質問。東風浜市民部次長。
◎東風浜進 市民部次長 報告書ですけれども、作成といいますか完成の時期を、現状では年度末、3月末を目標設定されているところですので、それぐらいしか今のところは。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 以前、12月で終わりますということで、いろいろな事情聴取をする中で延びてきたというのは、それに関わる方がおられて延びてきたのかという憶測、憶測で物を言うといけないけれども、それなりにある程度聞き取りが終わって、今度最終段階のところかと。その後今言っている最終報告書をまとめられると思うんですけれども、それが今言っているように3月末までで終わるのかということで聞いたけれども、分からないということで、なるべく3月末までに報告書ができるように要望だけはしておきます。また次、いや違います、5月というのはなるべく避けていただきたいと思います。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
小北委員。
◆小北幸博 委員 八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅲ」について、ちょっと質問させてください。各基本項目ごとに「八幡市ではココが重要」として八幡市の状況をまとめられましたとのことですけれども、この辺りでどのような形、事例があればありがたいんですけれども、「ココが重要」という一文があればご紹介いただければありがたいと思います。
それと、いじめ再調査委員会についてです。私も今回の一般質問で寝屋川市の監察課という部署の話を議場でさせていただきました。あの場で教育委員会に云々というより全体的な部分、市長部局も関わる部分なので、今現在人権啓発課がいじめの再調査委員会をやっていただいているのは分かるんですけれども、このような部署をつくる考えがあるのかどうか、お聞かせください。
それと、いじめ再調査委員会の最終的な着地点、先ほどの話では報告書作成に向けてリモートで今日も話し合っていただけるという話もあるんですけれども、最終的な着地点はどのようになっているのか教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 近藤市民部長。
◎近藤考賜 市民部長 るーぷ計画Ⅲの「八幡市ではココが重要」というところで、まず一文ご紹介いたしますと、若干はしょらせていただきますが、八幡市職員の女性管理職の割合も減少しているというところを書かせていただいたり、民間では女性の勤続年数が延び、責任ある職務に就く女性が増えたものの、管理職については依然として男女の差が大きいと。そういったところもありますので、企業等に対し、一般事業主行動計画の策定をはじめ、女性のキャリア教育に関してのより一層の働きかけ、そういうことが必要であるということを書かせていただいております。
○長村善平 委員長 東風浜市民部次長。
◎東風浜進 市民部次長 八幡市でのいじめへの対応につきましては、いじめ防止基本方針にある、いじめられて重大事態に至ったという申出があった場合には、学校または教育委員会は重大事態に対処し、事実関係を明らかにするための調査を行ういじめ調査委員会を設置することとなってございます。また、この委員会が実施したいじめに対する調査の結果について、再調査の必要があると判断した場合には、市長部局、人権啓発課でいじめ再調査委員会を設置することといたしております。
委員ご指摘の寝屋川市の監察課につきましては、報道等で承知はしておりますが、本市といたしましては、平成29年3月に文部科学省が定められております「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」に基づきまして、対応してまいりたいと考えております。
次に、最終的な着地点についてでございますが、聞き取り調査による内容を基に、教育委員会でまとめられましたいじめ調査報告書の検証をされ、調査報告書にまとめられるものと考えてございます。
以上でございます。
○長村善平 委員長 小北委員。
◆小北幸博 委員 ありがとうございます。八幡市男女共同参画プラン「るーぷ計画Ⅲ」については、非常に「八幡市ではココが重要」というのが、新たな発想というか、すばらしいというふうに私も感じていまして、今少しの事例だけ紹介していただきましたけれども、でき上がって拝見するのを楽しみにしておきたいと思います。
いじめ再調査委員会については、寝屋川市の監察課みたいなものをつくれと、私も一般質問で言ったんですけれども、ある面いいという部分もあるけれども、果たしてそこまで必要かという思いもありながら、紹介だけはしておこうという形で一般質問で紹介はさせていただいたんですけれども、市長部局から人権啓発課に来ていじめ再調査委員会を設置されて28回、非常にご苦労をかけていると思うんです。短いほうがいいのか長いほうがいいのかという話もあるんですけれども、いじめがもともと中学校なりでありました。そこでまとまらなかったというか、話が大きくなったというか、何と表現したらいいのか分からないんですけれども、収拾がつかなくなっていじめ再調査委員会ができた。それができたのが、令和元年9月24日に第1回をしていただいて、もうかれこれ1年過ぎてとなると、当事者とか周りの方々の記憶、認識というのも大分変わってくると思うんですね。だから、この辺り同じ事案が出た場合、どのように対応されるのがいいと考えておられるのか。何か考えておられることがあったら教えてください。
着地点につきましては、先ほども同僚委員が言いましたように、12月予定が3月末になったという部分ももちろん分かるんですけれども、教育委員会に出されて、その後まとめられた報告書というのはこの委員会でお示しいただけるのかどうか、その辺りについて教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 森下副市長。
◎森下徹 副市長 寝屋川市の例の関係ですけれども、今回いじめ再調査委員会というのは市長部局が多分初めてではなかったかと思っているんですけれども、その中でやはり人権に関わる問題であろうということから、人権啓発課のほうで所管していただいているということですけれども、これも専門的な組織が要るかどうかについては、そのときの事案の在り方とかいろいろなことがあると思いますので、多分、寝屋川市も危機管理部というところですので、いろいろな事象が起こっているんだろうと。いじめ問題以外でもあったと思いますので、そういうことで専門組織を置かれたかと思っていますし、また他市町を見ますと、いろいろな事件が積み重なって、同じことが繰り返されるということになったときに、やはりしっかりと取り組んでいかないと組織全体が落ちつかないということもありますので、そういうことになっているかと思っています。
今回の事案につきましては、回数も28回と重ねておるんですけれども、関係者が非常に多いということと、丁寧に調査をしようと思えば、やはり人と人との関係ですからヒアリングをしようとなります。それを事務局側でヒアリングするとか無理ですので、調査委員会の体制問題かと思っておりまして、途中でも弁護士を増員したりして、そういう体制はつくってきたつもりでありますので、今回の事案は事務局的な問題もあるかと思いますけれども、専門的な方々をどう確保して、調整しながらということだと思っていますし、コロナということもありましたので、なかなか集まって協議することはしにくいとかヒアリングもしにくいという状況もあったので、それが積み重なった結果かと思っておりますけれども、大分最終コーナーを回ってきたかと思っておりますけれども、あくまでも最終的には納得できる調査結果が一番大事だと思っておりますので、それに向けてしっかりと取り組んでいくということで考えておりますし、組織規定のことにつきましては、状況の変化に応じて必要な対処はしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○長村善平 委員長 近藤市民部次長。
◎近藤考賜 市民部長 調査報告書の関係でございますけれども、これまでの委員会でお伝えしておりますとおり、今回のいじめ再調査委員会の報告書につきましては、
総務常任委員会で別途またお示しをさせていただく形になるかと思います。ただ、やはり再調査ですので、以前の調査資料をかなり参照しないといけないことになってくるかとは思います。その内容次第ではございますが、そのもの自体になるのか、また引用という形になるのかは分かりませんけれども、再調査報告書をお示しする時点での判断になってくるかと思います。
以上です。
○長村善平 委員長 小北委員。
◆小北幸博 委員 よく分かりました。人権啓発課にいじめ再調査委員会が来て、第1回から第28回と大変苦慮いただいたというので感謝申し上げたいと思います。
最終、教育委員会にお示しいただく中で報告書ができ上がってくるという形になるかと思いますので、ご苦労に感謝だけ申し上げて、御礼申し上げて終わります。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、次に、報告事項以外で市民部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 マイナンバーカードについてちょっとお聞きしたいと思います。国は来年3月からマイナンバーカードを健康保険証としても利用できるような計画を進めていますけれども、今、八幡市で業務を進めておられるかと思うんですが、八幡市は国民健康保険証ですね。いつから、国民健康保険証として使えるようになるのか。時期の問題と、私はマイナンバーカードを取得していませんので、もう一つよく分からないところがあるのは、国民健康保険に加入していますけれども、マイナンバーカードに切り替えないと国民健康保険証はなくなりますということではないと思うんですが、その辺市民への周知はできているんでしょうか。
それから、国民健康保険証として利用できるようにするに当たって、何か特段の経費はかかっているのかどうか、コストについて教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 平尾市民課窓口サービス係長。
◎平尾耕一 市民課窓口サービス係長 マイナンバーカードと保険証に関するご質問にお答え申し上げます。
まずマイナンバーカードの健康保険証利用につきましては、令和3年3月から実施される予定となっております。保険証利用が始まりましても、健康保険証自体の発行がなくなるものではございませんので、引き続き健康保険証はご利用いただくことができます。また、この健康保険証利用につきましては、窓口のほうでパンフレットも配架して、市民への周知も行っております。カードを所管する市民課といたしましては、保険証利用に関連するコストとしては、生じているものはございません。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 3月からというと、まだ年度の途中ですけれども、コストが生じないけれども、特に、今の体制で事務というのはできるんですかというのをもう一回お聞きしたいのと、まだ本会議の答弁でマイナンバーカードの交付率が20%というような答弁があったと思うんですけれども、どのぐらい国民健康保険証として使えるようにしようとされるのか。その辺の見通しと、いま一つまだまだよく分かっていないところが多々ありまして、マイナンバーカードを持っていれば、病院を受診したときに、病院の窓口にそれを示して医療が受けられるようになると、そういうことでいいんですか。国民健康保険証の手持ちがなくてマイナンバーカードならありますのでこれでというような、そんな使い方になるのか。特に便利になるわけでもないように思うんですけれども、市民にとっての利便性、メリットってどこにあるのかと思うんですが、教えていただけますでしょうか。
○長村善平 委員長 保険証の部分に関しては担当課のほうが詳しいから、ここで分かる範囲で、大きなことだったら分かると思うんですけれども、分かる範囲でお願いします。吉岡市民課長。
◎吉岡寿祥 市民課長 保険証の利用ですけれども、体制につきましては、まず保険証利用というところでのお問合せを頂きました分につきましては、国保医療課にご案内をしておりますので、直接市民課で事務を行っているという状況ではございませんので、実際どの程度お客様がおいでいただいているのかという部分についても、現場としてはまだ把握できていないというのが実情でございます。
マイナンバーカードの見通しという部分につきましても、現状といたしましては、委員ご案内いただきましたように20%ぐらいということでありますけれども、令和4年3月までに国としてはほぼ全ての国民が、というような形を取っておりますので、そこに向けた今後の動きという部分が見て取れるのではないかと考えております。
実は具体的な利用という分につきましては、若干我々のほうで把握している部分だけにはなりますけれども、まずマイナンバーカードを保険証として利用するに当たりましては、カードを取得された後、内閣府が所管しております専用のウェブサイト、マイナポータルと言われるサイトでございますけれども、そちらであらかじめ利用登録の申請をしていただくという形になります。これをしていただいているものであれば、保険証をお持ちいただかなくても、医療機関側が対応していればマイナンバーカードで保険証の代わりにご利用いただける状況になっているというところは現状として把握しております。
以上です。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 仕組みとしては、マイナポータルで利用登録すると。しているものについては健康保険証として活用できるということですね。この間、市民部からこういうパンフレットももらって、見ていたら、マイナンバーを他人に見られたらどうなるのとか、預貯金や医療などあらゆる情報を国から監視されるのとか、いろいろな国民の不安に対して答えている形のパンフレットになっていて、これだけ見ていたら、安全なのかと一見思うんですけれども、これだけのことが、今後健康保険証だけじゃなくて運転免許証とか、最近では学校の成績表でしたか、それも使えるようにするとか、国はありとあらゆる国民の情報を集積しようという、そういうことを今考えているということなので、情報の一元管理につながる、本当に危険なことだと私たちは考えていますので、現状はマイナポータルでということで、利用登録しているものが健康保険証として使えるということで、事実をしっかりと国民の皆さんに伝えてもらって、保険証がなくなるかもしれないというふうに、私なんか最近までそんなふうに思っていて、どうしようかと思っていたんですけれども、そういうことではないということを伝えてもらって、紙ベースのものも併用していくということも伝えていってもらえたらと思いますので、要望だけしておきます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、これで市民部所管事項の審査を終結いたします。
以上で本日の審査日程は全て終了いたしました。
お諮りいたします。本委員会の閉会中の継続審査案件といたしまして、1.
政策推進部に関すること、2.総務部に関すること、3.市民部に関すること、4.消防本部に関すること、5.
議会事務局に関すること、6.監査委員・公平委員会、
固定資産評価審査委員会に関すること、7.選挙管理委員会に関すること、8.会計課に関すること、以上8件につきまして、今後も継続して審査することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 異議なしと認めます。よって、本委員会の閉会中の継続審査案件は、お諮りいたしました案件のとおりとすることに決しました。
なお、委員長報告につきましては、正副委員長に一任していただくことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ご異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
これで
総務常任委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでした。
午後 2 時25分 閉会
八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
総務常任委員会委員長...